Branding


DX人材育成|リスキマ
続く学びで、つながる成長。
企業のデジタルシフトが進む中、Webやデジタルマーケティング分野の人材育成には多くの課題が存在します。具体的には、最新の技術やツールの理解が追いつかない、データ分析スキルの習得が難しいといった点が挙げられます。また、即戦力となる人材を育成するためには、継続的なトレーニングやリスキリングが不可欠です。
これらの課題を克服するための効果的なプログラムとしてリスキマは誕生。私たちは主にブランディング領域を担当しました。
|STORY|
2025年、日本。
少子高齢化と労働力不足に悩むこの国は、長年にわたって同じ問いに向き合い続けている。「どうすれば、持続可能な未来を築けるのか」――その答えの一つとして期待されているのが、“DX”、すなわちデジタルトランスフォーメーションだ。
しかし、現実は厳しい。
多くの企業が「変わらなければ」と気づき始めてはいるものの、変わるための“人”が圧倒的に足りていない。
クラウドもAIも、データ分析も、ツールはあっても、それを「ビジネスの変革」に結びつけられる人材がいないのだ。
この課題に最初に本気で向き合ったのは、大手企業だった。
彼らは「デジタル推進本部」や「DX戦略部」を立ち上げ、社内でIT教育を施し、リスキリングの波を起こした。40代、50代の社員も、新しい知識を得るために学び直しを始めた。“現場に眠る知見”と“新たなテクノロジー”を繋げる人材、つまり「橋渡し役」が社内で静かに育ち始めた。
一方で、地方や中小企業では、もう少し切実な声が聞こえる。
「DXって何から始めたらいいのかわからない」
「人材を育てたくても、時間もお金もない」
その声に耳を傾けたのが、政府だった。
2022年、経済産業省は「デジタルスキル標準」を発表し、社会人向けの学び直し支援“マナビDX”を本格化させる。さらに2023年からは、国家予算を用いたリスキリング支援が本格化。個人も企業も、変化のスタートラインに立ちやすくなってきた。
変化の兆しは、民間にも広がる。ITスタートアップが地域に拠点をつくり、自治体と連携して中小企業のDX支援を始めた。地元商工会もセミナーや個別相談を開催し、少しずつ“理解者”が増えていった。
それでも――課題は山積している。
「ツールを導入したらDXだ」と勘違いする現場。デジタルを使って何を変えるのか、その“問い”を立てられる人がまだ少ない。だからこそ、これから必要なのは“技術”を持つ人材だけではなく、“変革をデザインできる人材”だ。
DXは、ただのデジタル化ではない。それは、未来のあり方を問う“文化改革”だ。
今、日本という国がその扉を開こうとしている。鍵を握るのは、変化を恐れず、自ら学び続けようとする「人」そのものだ。手軽に、ストレスなく学べるeラーニングサービス「リスキマ」誕生の背景には、このような社会課題に応えたいという想いがあった。
|領域|
ANALYTICAL PHASE
・市場調査、競合分析(3C/4C)、ペルソナ設計
PLANNING PHASE
・コンセプト開発、テーマ設定、ブランドストーリー開発、メッセージ開発、ネーミング開発
CREATIVE PHASE
・コピー開発、VIデザイン(ロゴ、サービスサイト、各種アプリケーションデザイン)、イラストレーション
OPERATIONAL PHASE
・PR施策各種
|STAFF|
・Producer/Creative director Toshifumi Nyui
・Director Tomokazu Furukawa
・Copy writer Toshifumi Nyui
・Designer Juria Okada|Issei Saito
・Illustrator Juria Okada
・Web Designer Yoshito Takenaka
・Web building Masashi Okada
・Data scientist Makoto Ishimori
リスキマ サービスサイト
https://re-skima.com/